課題を利用して学力をつける方法
なんか妙なタイトルの記事だな?と思われたかもしれませんが、ぜひ最後までお付き合いください。
高校に入学すると、たぶん皆さんが驚かれるのが「課題の量の多さ」です。
学校によって多少は異なりますが、まあ「少ない」と感じることはないですね。むしろ「多すぎてしんどい」と思うのが普通です。
高校の課題の多さについては、本記事公開後の2022/11/1に東京新聞社さんによって詳しく記事にされています。ぜひ【東京新聞社さんの記事】もお読みください。
どんなに素晴らしい課題であっても、つき合い方を間違えると学力がつかないものですが、「課題を出すために精一杯頑張ってもうまくいかない」というケースは実は多いのです。
これは「頑張り方」が悪いのであって、「精一杯」の部分が不足していることはあまり多くありません。
この記事でご紹介するのは、そんな真面目な卒業生X君の体験談(の一部)です。
「勉強法をしっかり習ったこと」が良かった。これは近年の体験談にも多々登場するフレーズですね。こちらの記事にも3人分ほど引用させていただきました。
直筆原稿を見ていただくとリアル感が高まるかと思うのですが、
「高校入学後、宿題や課題をとにかく提出するためにこなす毎日を送っていました」
「そんな僕にコムタスの先生は★★★★と何度も言われ・・・」
というフレーズ、思い出すと胸がギュッとなります。
そして、いつの日にか彼はこうなりました。
そうなんです。宿題や課題をとにかく提出するために頑張っている。でもどう見てもそれが学力向上とは違う方向を向いている。
ぜひとも修正してあげないといけませんが、これはお互いに根気の要る道のりでした。
何しろX君自身はとにかく課題を提出したい。
しかし私(またしても理科担当の横川です)はそこに待ったをかけるわけです。
もちろん「課題をやるな」と指示しているわけではないんですよ。
課題の使い方について極めて具体的な手順のアドバイスをし、それが実行できているかどうかの確認を続けたわけです。
ですのですぐに軌道に乗ったわけではありませんが、彼なりに私の意図を汲んでくれたのか、しつこいからやむを得ないと思ったのか、徐々に実行できるようになってきたようでした。
そして彼は見事、県立広島大学に合格して、後輩達に向けて次のように述べています。
ちょっと公表をためらうような部分がありまして、そこは省略させていただいておりますが、ともかくすぐには上手くいかないと思っても、正しい方法で勉強を続けることによって学力が上がるよ、そしてその方が絶対に結果が残せますよ・・・ということを力強く書き残してくれました。
合格後に報告に来てくれたときの彼の明るい笑顔を忘れることはないでしょう。
課題と成績向上の板挟みになって、いつもしんどそうだった彼の、心底明るい笑顔。勉強ができるようになるということは幸せなことだなぁと思ったのでした。
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